2005-06-19 ■ コバルト 蛇と水と梔子の花 (コバルト文庫)作者: 足塚鰯,田久ようこ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/06/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (11件) を見る猫の嫁入り.表題作を含む二編を収録.「蛇と水と梔子の花」は2004年度読者大賞作品.白蛇のロリコン兄ちゃんが,ローティーンの子(妖)猫ちゃんに萌え萌えする話し(大赤嘘).誰よりも好きな三江お姉様の縁談を邪魔してる間に,その見合い相手のことを好きになってしまう六姫の,感情の機微や葛藤がとても繊細に描かれています.我が儘だったり大人びてたりする思春期の少女の,もてあました感情が振れ動く様子がとても可愛らしいです. もう一編の「白猫は翼の下で素直になる」は,ちょっとありがちかなぁ.六姉妹の長女一妃がツンデレでしたという話し(嘘).男は器量,女も器量?懐の深い余裕のある兄ちゃんは素敵ですね.あーわたくしには無理とかいってちゃだめですね.あーめん