蒼の行方 (コバルト文庫)

蒼の行方 (コバルト文庫)

5月に買ったンですけど,途中まで読んでしばらく熟成させていたのは,べつにツマラナカッタわけじゃなく,6月の新刊が出ちまったからというだけです.7月のが出る前に,って読みました.
内容は,ロリコンの高校教師が教え子を手込めにする話しです(嘘).真面目な恋愛小説です.ヒロインの一人称で先生への思いがストレートに切々とつづられています.ぶっちゃけシチュエーション的にこのヒロインの気持ちは半分ぐらい分かるので,とても感情移入しやすかったです.久々にコバルトでしんみりできました.
この作者の本は初めて読んだわけで,名前に「。」がついてるあたり,どーよとか思いましたが,あとがきがとても真面目で,てゆーかなんだか熱血漢(性別は調べてないです)って感じでした.昔の作品も,古本屋で見つけたら読んでみようかな.