たまには若者らしく流行に乗っかってみようと思ったが,十分乗り遅れたかな.あぁファッションって難しいね.後期は政治学のゼミでも覗いてみようかしら.

韓国の歴史教科書に関する記述を読む限り,まぁ沈鬱な悲しい気持ちになるか憤慨してしまうかのどちらかだろうな.向こうの国が,反日教育を政策に利用していることは常識として知っていたが,具体的な中身はあまりにショッキングだ.まぁあまり暗いことは言うまい.
扶桑社の『新しい歴史教科書』にも多少共通するのだろうが,本書には近代の日本の外交(戦争含む)に関して,肯定的な記述がおおい.日ロ戦争や太平洋戦争に際しての,日本が戦争に向かわざる負えなかった国際情勢に関する細かな言及や,東南アジア諸国に対する日本軍支配による恩恵や独立支援などの功績(なんかまるで大袈裟に誉めすぎであるかのような字面になってしまったが...)などの記述は,わたくしが学校教育で習ってこなかったものばかりで,自国の歴史(戦争さえも)を誇りに思えるような内容です(あぶないっちゃあぶない).
『新しい歴史教科書』自体は読んでないのでなんとも言えませんが,日本でもこのようにナショナリズムを醸成する世論が盛んにでて来たことが,今後の日本にどう影響するのか.中国,韓国は日本を敵視(むしろ蔑視であると本書は言っている)する政策を採り,内政に対する国民の不満を日本に向け,国民を団結させてナショナリズムを育てている(あくまでわたくしの理解)のですが,最近の反韓反中運動がナショナリズム的側面を以ていることは,これと対称性があると思う.つまり仮想敵国(てゆーか外交上,すでに実敵であることは明らかだが)あってのナショナリズムであると思うので,彼国と日本の関係が改善されない限りこの傾向は続くのだろう.
さて,彼国との関係改善を日本の譲歩によって成すことは新たな問題を生む(ふっかけられる)事にも繋がると思うので,今日本が彼国との間に抱える問題については,是非断固とした態度で臨んで頂きたい.(わたくしは右利きですがなにか?)
歴史教科書問題について言われるときに,中国韓国が『正式な外交ルートを通じて』もの申してきたものだから,これは明らかな『内政干渉だ』として,問題になったのだ.しかし,本書の解説の章によれば,非公式な外交ルート(だったのだろう)を通じた,韓国(具体的には大韓教育連合会)による日本の歴史教科書の検定,そして日本の教科書出版社に対する意見書の提出が,25年も前から行われてきたそうだ.これは驚愕に値する.さらには外務省がこれに配慮するようにと,指導を行ってきたというのだ.つまり歴史教育においての内政干渉は25年も前から行われていたのだ.日本の外交上,彼国民の感情に配慮した政策を採らざる負えない事情もあるのだろうが,これではあまりに軟弱過ぎると思う.しかも,日本が,配慮しなければならないと考えている,彼国民の(反日)感情というものが,彼国の政策によって燃焼しているものであるのだから,なんというかマトモに取り合ったら負けだ.向こうが反日政策をおこなっている現状においては友好など日本人の幻想に過ぎないな.手を取り合う未来は来るのでしょうかね.とりあえず,あまり仲良くない今の現状は絶対おかしいよね.
わたくしは,中国や韓国の文化はとても好きなのに.中華料理はもちろん,李書文や馬賢達は英雄だと思うし.サムスンのチップは最高だし,キムチも好きだし.それにチャイナドレスもチマチョゴリもとても可愛いと思うんですよ.