ア○研の新歓飲み

大学ではシニアグレイドなわたくしでも,研究室では新人であるわけで,よって研究室で催された飲み会でわたくしの財布が傷むことは全くなかったわけですが,ア○研ではもう学内OB扱い.おごるがわです.そんなことをすっかり忘れ,同期の連中と久しぶりに顔を合わせるのを楽しみに,何の気なしにうっかり参加していまいました.
実はこの日わたくしは,午前中にケーキを焼き,午後には研究室に出向いて実験をしておりまして,飲み会には実験の途中で抜けてきたとかいうちょっとアクロバティックな事をしていました.てゆーか,本当は終わらせてから行くつもりでございましたのに,口惜しいかぎりです.
そういえばわたくしは,昨年度は幽霊でア○研に殆ど貢献も干渉もせず,今年度はますますその傾向が強まると予想されるわたくしとって,新入生を歓迎することがどれほど重要かなどと言う問いには応えるまでもない,なーんて思ってしまう自分に若干の寂しさを覚えます.引退した自分の内心と,若い衆との温度差が,わたくしがOBであることを自身に知らしめるのです.いえ,別に未練とか愛着がそんなにあるわけではありません.ただただ自分が場の主役に絶対に成れないエキストラなので,ちょっと若い衆に嫉妬してしまう,といったような子供っぽい感情がむねのうちを渦巻いておりましたとさ.
解散してから,PGGMに誘われ 若者若干名とマックにいき,ポテト崩しなる くだらないゲームに付き合わされる.おかげさまで,その後研究室に赴いたところ,既に誰もおらず,実験の続きが出来なかった事を,誰かの所為にせずには居られないが,まぁそれは良しとしよう.