古城ホテル

セトにキスをねだるウルリーカが堪らなくかわいい

淑女を気取る幼女ってのはなんでこんなに可愛いですかね.ってまるでロリコンみないな事ばかりいっててもアレですが,爺さんが年甲斐もなくセトとウルリーカの兄妹のような仲にも嫉妬を燃やしてしまう,結構痛い話だったりします.
それとは別に,セト兄さんが,ウルリーカには普通の娘の様に育って欲しいと願いながら,彼女の特殊な用途に頼ってしまうことに対してジレンマを抱えるようになりました.対するウルリーカは生い立ちのせいもあって,自分の力を存在意義としている節もあり,セト兄さんの思いが通じる日は遠い気がします.てまぁ良くある構図ですね.
あとがきのなかで,ミミについて触れられています.まぁ泥沼状態のミミ書いてるより,メルヘン満載のこっち書いてるほうが,作者的にもきっと楽しいでしょう..が,ミミの続きも早く読みたいものです.