走査型電子顕微鏡でマカロニを観察しました.マカロニは押し出し成形で創られるので,成型時に表面(内面も含む)と内部で剪断速度に勾配が発生し,表面付近のグルテンの繊維が,押し出し方向に偏向していると思われ,この繊維の偏向が(ラーメンやソーメンのような引っ張り塑性成形の方がこの傾向は顕著であるはずだが)押し出し成形で作られる麺の引っ張り強度を高めている,あるいは強度の異方性を生み出していると考えられます.
しかし今回の観察ではその辺はよく分かりませんでした.あーめん