どうも研究者とは宿命的に忙しい職業のようです

研究室飲み,てゆーかルーマニアからいらしたポストドクターさまの,ウェルカムパーティでありました.といっても初対面なの我らはB4だけで,何度目かの来訪らしいですが.学科の会議室で,出前とって缶やら瓶やらって感じでした.次回からは是非ともあたしになんか料理させていただきますよ.
主賓さまと共通言語は英語しか無いので,自己紹介程度しかお話できませんですけど,話しやすい感じの方で安心しました.
いったんお開きになってから,助手先生と一部の学生で深酒.Mac使いの女性徒の前であたしと助手先生がPCのカルトな歴史(先生は8bitマイコンと共に少年時代を過ごしたらしい,あたしが小学生の時は既にFPUが外付けながらも32bitCPUがあった)やらIE脆弱性について語るとかいう変な状況に...そこに助教授先生が加わって,先生の海外経験の話やらのまともな話題に修正されました.曰く「日本人が勤勉だなんて思っていたら大間違い.それは一般大衆のレベルでの話で,ハイソサイエティでは全然違う.彼らは朝8時から夜10時まで当然の様に週に80時間以上働く.カレンダー通りに休んでいては,絶対に勝てない」だそうです.うーむ,あたしは日頃先生方は朝早くから夜遅くまでよく働くもんだと関心しつつ半ば敵わないなぁとか思っていたのですが,それは先生が勤勉だとかそういう話ではなくて,必要があっての事なのですね.てゆーか研究ってズバリ世界との競争でありますからね.のんびりやってたら負けるってことですのね.
それから話は変わるけど,寄った勢いで助手先生が「お前にはこの研究室に残って欲しかった」とか「ドクターで帰ってきてもいいぞ」とか言って頂けたのがとても嬉しかったですわ.3年のときから,この人はあたしの事をとても高く評価してくれていて(だから今の研究室を選んだというめんもあったりなかったり),出て行く身としてはこの人と一緒に一仕事出来ないというのは心残りでもありますし,こちらとしては帰ってきて差し上げても良くってよ?って感じです.やっぱり誰かに認めてもらうのっていいですわね.尊敬する人ならなおさら.まぁまだ形のある実績を何も作ってないんで,せいぜい期待に応えていい仕事を完成出来るように頑張りますよ.
修士で行く研究室も結構過ごしやすそうだしお金もあるし,先生もいい人だし,女の子も多いしでけっこう行くの楽しみだったりとかするのね.向こうの先生からは,君は最優先でとらせてもらうよ,っと自尊心をくすぐられる歓待を受けておりますし(単に学内からの志望者が居ないという説も).
まぁ何はともあれ,良い先生に恵まれて,あたしは幸せだよ.