エッシャー展

渋谷のBunkamuraミュージアムエッシャー展を見に行きました。
同伴者はわたくしが敬愛して止まない、研究室の先輩のSお姉さまっ!ありがたいことに週末は夜9時まで会館しているとかで、学校帰りに行ってもゆっくりみれるのでした。
エッシャーと言えば、だまし絵とか平面分割のデザイン画とかが有名ですが、わたくしは、彼が若いときイタリアに住んでいたころに書いた風景画達のほうが好きかも。
あと平面分割についてですが、彼は直感的な思考ではなく、きわめて理論的でストラテジックにこれのデザインを行っています。彼が平面分割のデザイン法について考察したノートが残っているのですが、これがさながら数学のノートのような体で、分割パターンの分類などが載っています。彼の平面分割のデザインをみて、結晶学の学者さんがそれとの類似点を指摘したとかいうエピソードも微妙に紹介されていました。いわゆる群論というやつですね。なんというか、科学と芸術の意外(というほどでもないが)な接点を見つけた気がします。
それから、大変どうでも良いのですが、美術館といえば小さな端末による音声ガイドサービスなるものがあるじゃないですか。わたくしはあの手のものを利用したとこは無いのですけれども(食わず嫌い)、何というかBunkamuraではその端末としてDSLite(白)が導入されているようで、イヤホンで解説を聞きながら手元で作品が見れるようになっているみたいです。展覧会の度にソフトを開発するのが大変そうだとか思ってみたり。べ、別に触ってみたいとか思ってるわけじゃ無いんだからねっ!


Bunkamuraを後にして、夕食はセンター街にあるパスタ屋さん(名前忘れた)。わたくしはでモッツァレラチーズとトマトのパスタとサラダバーと烏龍茶をいただきました。
食べながらお姉さまと、家庭料理と男料理の話に始まり、自分の経験を交えながら 男の子が(ジェンダーとしての)男性性を獲得する成長過程について持論を話したりしてました。何がしたいのでしょう。